創始者であるリチャード・ローズ博士の多大な熱意と長時間の研修を経て、ついに日本で初めてのセラピューティック・ライフストーリーワーカーが誕生しました。

記念すべき第1期生は38名。先駆的でこの極めて重要な資格取得者の中に、入舟寮の心理士がいます。。これは、入舟寮のLSWのなかで極めて価値のあることです。

７月と８月に開催された研修、セラピューティックライフストーリーワーク（以下、TLSW）「アドバンスドサーティフィケートコース」に参加し、TLSWの考案者リチャード・ローズ先生にTLSWについて教えていただきました。

「真面目に遊ぶ」

この言葉が特に印象的で、新しくTLSWを学ぶ機会ではあったのですが、私が目指している心理士としての在り方の原点回帰にもなりました。

心理学や脳科学などの科学に基づいて子どもの状態を理解しつつ、“遊ぶこと”を通して、子どもが抱える自分のことや家族のこと、生い立ち、それに伴う感情を一緒に共有したり、整理していったりすることを学びました。そしてなんといっても、リチャードのプレイフルでクリエイティブな感じがとても良いな、そんな感じになりたいなと強く思いました。

また、リチャードの話から、欧米でのLSW、ひいては児童福祉への手厚さや尊重、理解の度合いの高さを知りました。なんと、裁判所や警察署からLSWをしてほしいと依頼があるそうです。

今回いろんなワークや整理の仕方を学んだので、入舟寮でのLSWをさらにアップデートしていきます！