入舟寮

方針・特徴

入舟寮の養育方針は以下の7つのカテゴリーでまとめられています。

  1. 子どもの権利擁護を基本とした養育支援
  2. 子どもの育ちを基本とした養育支援
  3. 生・性教育の実践
  4. 食育支援
  5. 学習支援
  6. 家庭的養育への取り組み(養育単位の小規模化)
  7. 人材育成と職員支援

(1)子どもの権利擁護を基本とした養育支援は当然ですが、特に(2)子どもの育ちを基本とした養育支援では、平成28年度から①アタッチメントを重視したケアの実践として(サークル・オブ・セキュリティ「安心感の輪」子育てプログラム)を導入、それをベースにして、個と集団の関係性を踏まえた施設独自の②GTワークの実践を展開することで養育の共通言語としています。
また③ライフストーリーワーク、④失敗をリカバリーする力を育てる支援、⑤包括的アセスメントなどの実践も育ちを基本とした支援の重要な柱としています。
(3)生・性教育はライフストーリーワークとも連携しながら積極的に取り組んでいます。
(7)人材育成と職員支援では、養育を担う職員を支え育てることが子どもの最善の利益に繋がると考え、①組織体制・役割分担の明確化と人材育成、職員支援等のマネジメントを行っています。
②SV制度では先輩職員が、③個別面接では管理職が責任を持って職員をサポートします。また、⑤施設内研修(GT研修)では毎月研修を行い、職員の専門性の向上とキャリアアップを図っています。
また、新任と若手職員には別枠でGTプラス研修を実施することで、安心して働けるよう知識や仲間作りを行っています。
⑥会議体制の統一として、施設内会議においてはホワイトボードミーティングの手法を取り入れ、参加者の意見が活かされる効果的、効率的な会議を実践しています。
最後に 職員もまた⑦失敗からのリカバリー力の向上ということで、失敗をいかに次に繋げるかを考えて仕事に取り組む姿勢を醸成します。
GT=Grow Together

施設概要・アクセス

入舟寮
  • 施設長
    城村威男
  • 住所
    〒552-0015 大阪市港区池島3丁目7番18号
  • 電話番号
    06-6571-1000
  • FAX番号
    06-6573-9102

ホーム構成

定員100名で、本園は4つのグループにわかれて生活しており、本園から少し離れた場所で地域小規模児童養護施設を運営しています。
それぞれ海鳥にちなんだ名前がついています。

ホーム 対象
かもめ1F 未就学児
かもめ2F 小学生男子
ちどり 小~高校生女子
海ねこ 中高生男子
うみつばめ 小、中学生女子

職員

施設長・事務員・保育士・指導員・家庭支援専門相談員・里親支援専門相談員・心理士・看護師・栄養士・調理員そのほかの職員が、それぞれの立場 で子どもたちと関わっています。

  • 施設長
    1名
  • 副施設長
    1名
  • 主任(児童支援)
    2名
  • 主任(看護師)
    1名
  • 直接児童支援担当
    (児童指導員・保育士)
    34名(うち非常勤6名)
  • 家庭支援専門相談員
    3名
  • 個別対応職員
    1名
  • 心理療法担当職員
    4名(うち非常勤3名)
  • 自立支援担当職員
    (1名)
  • 里親支援専門相談員
    2名
  • 事務員
    3名
  • 栄養士
    1名
  • 調理員
    6名(うち非常勤2名)
  • 用務員
    1名(非常勤)
  • 嘱託医
    1名(非常勤:内科・小児科医)
  • 産業医
    1名(非常勤:内科・小児科医)

施設の内観・外観

  • 外観
  • リビング
  • 園庭
  • 小規模外観
  • 小規模リビング
  • 小規模部屋

入舟寮の1日

6:45
起床
まだ眠い、もうちょっと寝かせて…。
7:00
挨拶・掃除・身支度
7:30
朝食・健康チェックなど
いただきます!
8:00
登園、登校
行ってきまぁ~す。
15:00
下校・宿題・おやつ
ただいま!学校楽しかったよ。
早く遊びにいきたいな!
18:00~
夕食・入浴など
いいにおいがしてきたよ。
さあ、温かいうちに食べよう!
19:00
団らん・自由時間
みんなで楽しくテレビを見よう。
22:00
就寝
明日の準備をしてさあ、寝ようね。

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年間行事

入舟寮の年間行事です。
みんなたくさんの行事を体験して、
楽しく1年間を過ごしています。

4月
  • ・入学式・入園式
  • ・クラブ活動
    (フットサル・ソフトバレーボール部・駅伝部等があり、大会にも参加しています)
5月
  • ・ホーム行事(ハイキングなど)
6月
  • ・フットサル・ソフトバレーボール大会
8月
  • ・富士登山
    (数年に1度の行事です。希望した中高生が参加します)
  • ・キャンプ
    (みんなで自炊をしたり、川遊びやキャンプファイヤーをしたりして楽しみます)
9月
  • ・フットサル・ソフトバレーボール大会
  • ・平和教育研修
    (原爆資料館などを訪れ、語り部さんから戦争体験を聞きます)
10月
  • ・海の子まつり
    (年に一度のお祭りです)
12月
  • ・クリスマス会
    (楽しい食事会の後、スタンツ大会をします)
  • ・もちつき大会
1月
  • ・お正月
  • ・新春子ども大会
2月
  • ・駅伝、ロードレース大会
3月
  • ・卒業・卒園お祝い会
    (みんなの卒業を祝い、社会に巣立つ子ども達へのお祝いの会です)
  • ・自立支援研修
    (東京などへ行き、社会に出ている先輩たちの話を聞きます)

その他にUSJやバス遠足などに招待いただいたり、職員と子ども1.2名でお買い物などたくさんイベントがあります。

卒園生インタビュー

K・K君 / 20歳(ルイージの男性)
入舟寮で生活をしていて良かったことは?
学校でもたくさんの同年代に会うけれど、寮にいると日頃の生活やその子の背景も含めて色んな子がいるということを知ることができたし、 それぞれの子に合った付き合い方とかも考えたりできて自分のコミュニケーション力にも繋がったと思う。自分と全く趣味の違う子ももち ろんいるから、他の子の趣味に合わせてTV番組を見たりすることもあって自分の世界で生きるだけじゃ知れないことを知って興味や会話 の幅が広がったりもしたかな。あと、色んな人や団体からの寄贈もいただくことができて、今も大事に使わせてもらっているものもあります。 今退寮してから思うと、全部良かった!!
入舟寮にいて思い出として残っていることは?
行事がなんせ楽しかった!入舟寮のみんなで一致団結して行事をやったことはどれも思い出です。あとは、入舟寮でではないけれど、入舟 寮にいたからこそ毎年連れて行ってもらえた野球観戦の招待が阪神大好きな僕にとっては間近で憧れの選手の活躍を見ることができてす ごく嬉しくて楽しみでした。
施設で働こうと思っている人にひとこと!
本当に子ども達のことを好きな人に来て欲しい。難しい資格やスキルとか関係なく、子ども達が好きという思いだけでいいし、それさえあれば何でもできると思います!!
その他心に残るエピソード
小2ぐらいの時、入舟寮の先生と一緒に「くれよんのくろちゃん」の絵本を手作りしたことが自分の中には残っています。自分なりに一生懸命作って、今振り返るとそれを通して人の気持ちや言葉を考えるようになったような気がします。  あとは、入舟寮にはたくさんの色んな先生がいて、どの先生も話を聞いてくれるのでそれが嬉しくて寮に帰ってきてその時の自分の気分によって色んな先生と話をするのが楽しかったです。僕にとっては精神的にすごく助かっていたと思います。
T・Kさん / 20歳(マリオの女性)
入舟寮で生活をしていて良かったことは?
みんなで生活しているから一人ぼっちにならないところ。(私は怖がりだから…)色々な価値観を持っている人がおるから、喧嘩して仲直りして、色々な人がおるなあと思って、自分もどんどん変化する。あー、この子はここがいいところやなあって思ったりする。
入舟寮にいて思い出として残っていることは?
やっぱりキャンプ!川遊びが好き!こんな自然体験できない!初めて参加したキャンプは川が怖くて泣いていたけど、今では色々なことができるよ。飛び込みもするよ。もう1つは、ホーム内で誕生日パーティーをしたことが思い出に残っている。手作りのケーキを作ってくれた。私は抹茶ケーキが食べられないと嘆いていたら、私のために職員がチョコケーキも一緒に用意してくれた。みんなチョコケーキが好きやから定番!「おめでとう!」ってお祝いしたら、みんなでひたすらたくさんのお菓子とケーキを食べるのが嬉しかったな。
施設で働こうと思っている人にひとこと!
やさしい先生がいいな。聞き上手で。それにかわいかったら最高!今では同い年くらいの人が先生だから、私のイメージは10歳~20歳くらい年上の人が先生って感じで安心できる。悲しい時も、嬉しい時も気楽に話せる。私はふわふわした柔らかいイメージの人が好き。みんな新任さんの自己紹介ではすごくチェックしていて、イケメンの人やかわいい人がいたら、「〇〇さんが良かったな!」って、それだけで盛り上がったよ。
その他心に残るエピソード
高校卒業してから勤めた介護の仕事を辞めて施設に戻ってくることになった時、あまり色々聞かずに「お帰り!」って声を掛けてくれたのが嬉しかった。私は訪問介護の仕事をしていて、午前中の3時間の間に4件の家を回って仕事をして、寝返りが打てない人の寝返りの介助をした。寝たきりだから体に力が入っていなくて物凄く重い。褥瘡とかあるから動かすのに一人で必死にやるけど、汗だくで20分くらいかかる。その後掃除して、部屋を片付けてまた次の家に行くって感じで。ご飯食べる時間も無くて、水分だけとるみたいな。午後からはもっとたくさんの予定が入っている。それで先輩にも相談したけど、「経験の為」って言われてそれ以上相談できなくなっちゃった。施設に戻って、先生たちにサポートしてもらって、今やっと次の会社が決まった。あの時はしんどくて辛くて辞めてしまったけど、今ならもう少し我慢できたかな、乗り越えられたかなって。先生がいっぱい話をしてくれてやっとそう思えるようになった。これからはグループホームでの生活が始まる。入舟寮で一緒に生活した子と一緒だから安心している。今の仕事は仕事量も丁度良さそうで頑張ろうと張り切っているよ。

職員インタビュー

  • やりがいを感じることができ、
    人の温かさに触れられる職場だと
    自信をもっていえます
  • 子どものことを第一に考えながら、
    一般の方に里親制度や現状の動きを
    広げる活動をしていきたい
    本当にやりがいがあります
  • 支援する側される側も関係なく
    一体感を感じられる時間を
    子どもと共有できる素敵な仕事です
  • 子どもの成長がとても嬉しく、
    私たちの仕事はこれなんだと、
    やりがいをとても感じています