子どもたちの「人生のストーリー」に寄り添う仕事
― 入舟寮・博愛社 LSW実践報告会を開催しました ―
児童養護施設の仕事は、子どもたちの「今」の生活を支えるだけでなく、その子が歩んできた人生を一緒に振り返り、「これから」を考えていく関わりでもあります。その支援の一つが「ライフストーリーワーク(LSW)」です。LSWは、子どもが自分の人生を理解し、自分らしく未来を歩んでいくための支援です。
大阪の児童養護施設「入舟寮」と「博愛社」では、令和7年度にLSWの実践を深めるため、徳永祥子氏、久保樹里氏をお迎えし、両施設合同でコンサルテーションを行ってきました。それぞれの施設で取り組んできた実践を持ち寄り、振り返りながら意見交換を行うことで、多くの気づきや学びが生まれ、子ども一人ひとりの人生に、どのように寄り添っていくのかを改めて考える機会となりました。
この取り組みを他施設とも共有できればという声があがり、今回のLSWコンサルテーション報告会となりました。




当日は入舟寮・博愛社の職員約50名に加え、滋賀県・神戸・京都・和歌山などから児童養護施設職員、児童相談所職員、里親支援センター職員など、40名を超える方々にご参加いただき、社会的養護の現場で暮らす子どもたちにとって、LSWの実践が広がっていることを感じられる報告会となりました。
終了後の茶話会にも多くの方が参加され、LSWの実践だけでなく、日頃の子どもたちとの関わりについても語り合う温かな交流の時間となりました。遠方から参加してくださった皆さま、本当にありがとうございました。


児童福祉に興味のある学生のみなさんも、ぜひ一度現場の雰囲気を見に来てみてください。子どもたちと職員が日々どのように関わりながら生活しているのか、実際に見ていただくことで、この仕事の魅力を感じてもらえたら嬉しく思います。