池島寮で働く職員インタビュー➁
今回は男の子たちが生活するしおかぜホームの職員Aさんを紹介します。
コロナ禍中の入職ということもあり、一年目は子どもたちとのお出かけや行事に制限の多くある中、日々の支援を行ってきました。
徐々に日常を取り戻していった二年目を終え、入職してからの想いをインタビュー形式でお聞きしました。
【Q.1】児童養護施設で働こうと思ったきっかけはなんですか?
元々子どもが好きで、子どもに関する仕事をしたかったからです。
教師や心理士なども考えましたが、学校の教授の奨めもあり最終的に児童養護施設で働こうと思いました。
【Q.2】仕事のやりがいや魅力、もしくは苦労はどんなことですか?
「嫌がる反応、反発を見せるだろうな」と想像がつくことを子どもに伝える時が僕の中で一番の苦労です。
もちろん子ども自身のためになること、将来生きていくうえで必要だと思う事を伝えていますが、時には考えが食い違う事もあります。できるだけ丁寧に伝えているつもりですが、うまく伝わらない事も多いです。
ですが、そういう日常をコツコツと積み上げながら、小さなことでも理解しあえたり、子どもが成長していく様子を間近で見られることに やりがいを感じています。
【Q.3】仕事の支えになっていることはありますか?
同じ年に入職した同僚の存在が大きいです。
昨年度まで配属されているホームが違ったため頻繁に顔を合わせる事はありませんでしたが、その分、顔を合わせた時にはお互いの情報を共有し、切磋琢磨しあいました。
今年度から働く場所が一緒になったことで、同じチームとして支援をしていくのが楽しみです。
また、同じ職種で働く学生時代の友人と会ってお互いの直近のことを話したり、時には馬鹿話で盛り上がることも仕事の支えの一つです。
【Q.4】Aさんのお仕事を紹介してください。
僕は支援見直しプロジェクトの担当をしています。
主には子どもに対する支援について、より良いものがないかなどを考えるチームで、月に一回メンバーが集まり会議をしています。
時には支援見直しプロジェクトが中心となって職員会議後の研修も行っています。
2022年4月入職3年目 職種:指導員 名前 A.K
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前回のインタビューブログはこちら⇒池島寮で働く職員インタビュー➀ | 大阪の児童養護施設 / 社会福祉法人 海の子学園 (uminoko.org)